「またサボってしまった…」と自己嫌悪になる
そんな事を繰り返していませんか?
まだ始めたばかりの頃や、長く続けていると1日くらい、習慣が途切れる日があるのは普通のことです。
そこで「もういいや…」となって継続を諦めていませんか?
それは、すごくもったいないですよ!
ここでは、習慣化においてサボりをどう扱うべきか、サボっても習慣が途切れないようにするにはどうすべきか、そのアイデアをご紹介します。
目次
1日くらいサボってしまうのは仕方ない
生活時間は常に一定じゃない
人は、毎日完全に一定の時間を過ごせるわけではありません。
毎日同じ時間を過ごしているようでも、ちょっと電車が遅れたり、仕事のトラブルがあったりすると、いつもより十分な時間が取れなくなることがあります。
また、休みの日は逆に時間があり過ぎて、いつ何をやるか分からなくなったりすることもあります。
体調や精神面も、常に変化する
今日は少し寝不足だからたくさん寝てしまった、いつもより残業して遅くなった、今日だけはどうしてもやる気が出ない。。
毎日モチベーション高く、元気に行動できれば良いのですが、そうはいきません。
日によって体調や気分は変わることがあります。
気分が変わるのは意志力が足りないわけではなく人として普通のことです。
休息したいという心身からのサインに従うことも必要
体が疲れて動かない時や、気持ちがどうしても前向きにならない時はあります。
本当は休みたくて仕方ないのに無理してやってしまうと、いつか限界が来て挫折に繋がります。
自分の気持ちに蓋をしすぎるとメンタルに支障が出てしまい、好きだったことも嫌になったり興味を失うきっかけになりかねません。
疲れている時はしっかり休んで、また元気になったら始められる準備だと思いましょう。
サボった時に大切なこと
絶対に自分を責めない
サボった事で、「自分はなんてダメなんだ」と自己嫌悪していませんか?
これは、継続するのに最も良くない行為です。
「自分はダメだ」とレッテルを貼る事で、成長を妨げてしまいます。
サボっても「明日はきっと出来る」くらいに楽に考えましょう!
サボった事をやめる原因にしない
「1回サボっちゃったし、もうダメだ」となると、「もうどうでもいいや」という気持ちになり、やめてしまう原因になる事があります。
1日サボったとしても、「それをやめる理由にしない」という事を決めておけば、挫折を回避する事ができます。
サボっても次の日ちゃんとやれば、習慣はちゃんと続いていきます。
「こんな日もある」と思って、明日やる準備だけやっておきましょう。
継続のためのサボり方のコツ
前もってサボる日を決めておく
「この日は仕事で遅くなる予定だから次の日はサボる」とか「毎週金曜だけはサボる」など、前もってサボる日を決めておきましょう。
これをする事により、他の日はサボりづらくなります。
また、「金曜にサボれるから今日は頑張ろう」という励みにもなります。
そして「サボる」と決めた日は徹底的にサボり、休息しましょう!
予定外にサボった場合は、なぜサボったのか覚えておく
「疲れている時はサボっちゃってもいいんですよ」と言いながらも、そのままズルズルサボり癖がついてしまうと本末転倒です。
今回出来なかったのはなぜでしょうか?
仕事で遅くなって時間が無くなったから?
急に家族の予定が変わって自分の時間が取れなくなったから?
その理由を考え、次同じ理由でサボりそうになる時にどうすれば出来るかを考えておきましょう。
私も仕事で時間がなくなりがちなので、「どれだけ遅くなっても3分は読書する」を心がけています。
継続したい事を出来るだけ小さくしておくことで、時間が無い事が原因のサボりを予防できます。
タスクを小さくするメリットについては、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
「2回連続ではサボらない」と決めておくこと
「たまにサボる事は誰にでもある」と言いましたが、そのまま毎日サボってしまうことだけは避けましょう。
最初の過ちはあなたを駄目にしない。駄目にするのは、そのあとスパイラル状に続く過ちの繰りかえしである。一回の失敗はアクシデントだ。二回の失敗は、新しい習慣の始まりになる。
引用元:James Clear著 “Atomic Habits 複利で伸びる1つの習慣”
1回サボるのは「たまには仕方ない」で済みますが、2回サボるとそれが挫折に始まりになる可能性が高まってしまいます。
せめて、「サボった次の日は絶対にやる」という事はルールとして決めておきましょう。
サボった事も前向きに、明日から頑張る事を考える
「明日から頑張る」という言葉はマイナスイメージが強いと思いますが、それは「何かを始めたいけど一歩踏み出せない」人に対する戒めであって、むしろすでに毎日頑張っている人にとっては救いの言葉だと私は思っています。
頑張りすぎず、長く続けるために今日は休む、という日を作っても大丈夫です。
サボったら、次の日楽に始められるように準備をするなど、明日から飛躍するために備えておきましょう。