絶対に達成したい目標を、習慣化でかなえるために必要なこと

目標達成 習慣化のこと

絶対に叶えたい目標がある。達成に向けた行動を習慣化して成果を出したい!
毎日少しずつで良いから、自分の目標に向けた行動をしたい!

このように考えている方は多いと思います。

ここの記事では、確実に成果を出すための目標設定と、目標に向けた習慣化の取り入れ方をご説明します。元旦に新年の目標を立てる時にも、ここで紹介している方法はオススメです!
私が資格試験勉強で使って実際に成果を出した例を交えてご説明します。

目次

目標達成する為に必要な工夫について

何か目標を持って取り組み達成する為には意志力が必要と思いがちですが、必要なのは意志力ではありません。

勉強をサボってしまってテストで悪い点数を取った時、立てた計画通りに進まなくて目標になかなか辿り着かず焦っている時、ダイエットすると決めたのに食べ過ぎてしまった時、
「やっぱり自分は意志が弱くてダメなんだ・・・」などと自分を卑下していませんか?

目標を立てた時点がモチベーションはMAXになっていて、その後低下していくのが通常です
ですので、最初のモチベーションを維持し続ける事が前提の計画では、挫折に繋がりやすいです。
モチベーションが高い間に、是非この記事でご紹介する計画を立ててみてください。

モチベーションに頼らない工夫と、少しのモチベーションを保ち続ける工夫をすれば、誰でも計画通りに続けられるようになるはずです。

まず最初に、目標設定とそれに向けた行動計画を行う

目標は具体的にし、達成基準・時期を明確なものにする

目標は具体的に、達成したかどうかが客観的に測れるものにしましょう。

やみくもに習慣化を始めても、ゴールが見えないと目標に向けた行動とは言えません。
以下に、具体的な目標とそうでない目標の例を挙げておりますので、目標の具体化の参考にしてみてください。

スタート地点
【具体的な目標設定の例】 
  • 「今年中にTOEIC800点以上取る」
  • 「英語でコミュニケーションを取る友人を半年以内に2人作る」
  • 「来年の7月までに体重を5kg落とす」
  • 「結婚式までにウエスト-5cm」
  • 「1年でフルマラソンを完走できるようになる」
  • 「筋肉量を1年で5%増やす」
  • 「来月中にブログを立ち上げる。」
  • 「副業でWebデザイナーが出来るスキルを半年で身に付ける」
【抽象的な(具体的でない)目標設定の例】
  •  「英語が話せるようになりたい」
  • 「痩せて綺麗になりたい」
  • 「体力をつけたい」
  • 「会社に頼らず生きていけるスキルを身に付けたい」

なお、この記事ではあくまで、目標達成のための説明になっていますので、目標は具体的である必要があると述べています。
ですが、単純に「良い習慣を身に付けたい」という理由だけであれば、目標は抽象的にとりあえずやれる事から行動する、というのは良い事です。(例えば、体力をつける為に毎日10,000歩歩く習慣など)

目標に必要なタスクを洗い出す

具体的な目標を設定したら、次に「その目標を達成するには何をすれば良いか(=タスク)」を洗い出しましょう。

Todoリスト

まず、大きなタスクを考えて、次に小さなタスクに落とし込むとより洗い出しがスムーズになります。

例えば、私はAWS認定試験に合格するためにまず、AWS認定試験公式のサイトで試験範囲を確認したうえで、どう勉強して合格したかを紹介しているブログを何点か確認しました。
そこで紹介されていたUdemy講座が試験範囲と合致していたため、それを受講することと、模試を3回受ける事、更に机上の勉強だけでは理解できないと思い、実際にAWS環境を構築して一通り触ってみる、というこの3点をタスクにしました。
その例は以下の図になります。

タスクの洗い出しをした上で、私は上記のタスクを実行するのに良い教材を探し、Udemy講座が合致したので、この講座を受ける事でこのタスクが完遂出来るため、この講座を受ける事を手段としました。

必要に応じて講座やスクールに通う事は良いと思いますが、その場合、スクールが出しているカリキュラムに頼り切らず、スクールや講座を決める前に、ざっくりでも良いので今の自分から目標達成に向けた必要タスクを考えておくようにしましょう。
カリキュラムだけで足りないタスクは別で仕上げておく必要がありますよ。

目標設定期限から逆算し、スケジュールを設定する

次に、洗い出したタスクにどれくらい時間必要なのかを確認し、目標時期からの逆算でスケジュールを引ます。

スケジュール

このスケジュール作成には2つのポイントがあります。

【ポイント①】スケジュールに2つの予備を設定する

全体スケジュールに対する長期の予備期間

長期の予備期間とは、例えば1年間かかるタスクの場合、そのうち1カ月は予備期間としたスケジュール設定をするという事です。
私はAWSの試験勉強について、2カ月間で終わらせる計画を立てましたが、半月の予備期間を設定し、2カ月半のスケジュールを引きました。

下記は、1月から開始した場合のスケジュールのイメージです。
細かく考える必要はありませんが、こちらのような図を一度簡単に描いてみる事をオススメします。

なぜ長期の予備期間が必要かというと、2.で洗い出したタスクでは足りなかったり、思っていたより忙しくて進捗しないという場合に、ギリギリの計画だと計画通りに出来ていないため途中で諦めてしまう可能性があるためです。
予備期間は最後まで諦めずに最後まで目標に向かう為の仕組みになります。

1週間~10日ごとに1日の予備日(チートデイ)の設定

スケジュールを引く際、最終的に1日単位のタスクに落とし込みます。
この1日単位のタスクは毎日実践する必要がありますが、これが続かなくなってしまって挫折に繋がってしまいます。
そのため、1週間~10日ごとに1日、「サボっても良い日(チートデイ)」を先に設定しておきます。

チートデイ

私は金曜日をチートデイにしていました。
毎日勉強を続けていると、たった10分のタスクでもサボりたいと思ってしまうのですが、他の日には「金曜休めるし今日は頑張ろう」という気持ちになり、習慣を途切れさせずに目標に向かう事が出来ました。

必ず自分には息抜きが必要と考えて、チートデイは必ず設定しましょう。

【ポイント②】1日単位のタスクは「すごく簡単」と思えるものにする

1日のタスクは、これだけ?と思えるほど簡単なものにしましょう。
特に平日は仕事や学校で時間を取るのが難しくなります。
いつも挫折してしまう、という人は平日のタスクは出来れば10分くらい、長くても30分以内の計画にしておきましょう。
土日も1日4時間も5時間も実践しないと終わらない計画は立てないようにしましょう。

簡単

私は平日は30分、土日合わせて4時間で、1週間6時間くらいずつ進める計画を立てました。
これだと平日は行き帰りの電車の中のみ、土日もどちらか都合が悪くても実践可能な計画でした。
それでも、平日30分取るのは厳しい日もあったくらいです。

自身の生活を見つめなおし、イレギュラーな事があっても続けられそうなタスクにしましょう!

1日単位のタスクを、習慣化して毎日実践する

「続けやすい習慣化」の法則に従ったもので実践しましょう

こちらの記事で、「続けやすい習慣化」の法則を紹介しています。

1日単位のタスクをどう習慣化するかは、こちらで紹介している「トリガーをつくる」「すぐ出来るように準備しておく」「小さく、毎日やる」「記録する、共有する」などを実践してみてください。

定期的に見直す

これまでの進捗から、目標までの計画を見直す

タスクの進捗を確認して、このまま進めて目標に到達できるかを定期的に確認します。

見直す

確認内容は以下の2点です。

  • これまでの進捗が当初の計画通りかを確認し、遅れがあればリカバリ方法を考える
  • 今後の残りタスクで、目標が達成できそうかを確認し、追加タスクが必要かを考える

例えば、私は以下のような見直しを行いました。


AWSの試験勉強で知識のインプットが終わった段階で模試を受けた。

覚えた知識を全く使えず思うような点数にならなかったため、このままだと目標達成が厳しいと感じる。

目標を達成するためには、もっとたくさんの問題を解き、パターンを覚える必要があると考えた。

追加タスクとして、UdemyのAWS模試を追加購入して解くことした。


その結果、試験問題のパターンに慣れる事ができ、合格にたどり着きました。

確認頻度は、先の目標なら1カ月に1回、短期(数カ月)の目標なら1~2週間に1回くらいがオススメです。

目標を達成したい理由を再確認する

そもそも目標を達成してどうしたいのかを定期的に再認識するようにします。

目標を再認識する事でモチベーションを回復させる事が出来ます。
目標に向かって確実に進んでいるという実感が、よりモチベーションを高く保つ事が出来るでしょう。

もしくは、再度目標設定を修正するという事も、必要かもしれません。
そのことに気付くのも、とても大切なことです。

目標を意識しすぎず、日々のタスクを楽しむのが理想

最後に大事な事ですが、目標の達成はあくまで日々の積み上げの結果です。

楽しむ

「結果は後からついてくる」と言いますが、目標を意識しないで日々のタスクに集中する方が、良い結果に繋がりやすいのです。
なぜなら、目標や先の事ばかり考えると今に集中できません。
今に集中しないと、今日やった勉強も身に付きません。

また、目標設定の一番の罠は、「目標を設定するだけでやった気になってしまう」という事です。
これは、私が何度もハマってしまったので、多くの人に当てはまるのではないかと思います。

目標に向けた計画を立てた後は日々のタスクに集中し、毎日自分が前進していくのを楽しむようにしましょう。


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