「幸せな働き方」に近づけるために今日からできる6つの行動アイデア

毎日をより良く

今の仕事がずっと続くと思うと、ふと将来に不安を感じることはありませんか。

「このまま仕事をずっと続けていくと思うと不安」
「日本で仕事を続けても幸せになれる気がしない」
「そもそも働いて幸せになれる方法はあるの?」

この記事では幸せに働くにはどのようなことが必要か、少しでも幸せな働き方に近づくために今日からできるアイデアを6つご紹介します。

無理に環境を変えたりせずに今日からできることに厳選しました。

この記事を読んだ方が少しでも幸せな働き方に近づけると、とても嬉しいです。

目次

幸せな働き方とは

幸せとは何か。幸せに必要な要素

「幸せ」というものはとても抽象的なものなので、これだと明確に言えるものではありません。

ですが、一般的にどのような状態が幸福と言えるのかということについては、こちらの5つの要素が挙げられることが分かっています。

この5つの要素は、米国調査会社ギャラップ社にて世界150か国における調査の結果導き出されたものであり、「幸福の習慣(トム・ラス、ジム・ハーター(著))」に掲載されたものになります。

  • 仕事に熱意をもっている(仕事の幸福)
  • 家族や友人との良い人間関係をもっている(人間関係の幸福)
  • 自分が何かしたいと思ったときに必要なお金がある(経済的な幸福)
  • 健康な身体をもっている(身体的な幸福)
  • 地域社会への貢献ができている(地域社会の幸福)

これらを叶える働き方が、幸せに近づける形であると考えられます。

仕事における幸せの条件

では、どのような仕事を選ぶことが幸せに近づけるのでしょうか。

熱意を持つことができるような天職に巡り合えるヒントは、「科学的な適職(鈴木 祐(著))」にありました。

仕事の幸福度を決めるのはこの7つの要素です。

  • 仕事内容や働き方の「自由」
  • 「達成感」を得られる
  • 「モチベーションタイプ」に合っている
  • やるべきことが「明確」
  • 作業内容が「多様」
  • 助けてくれる「仲間」
  • 世の中への「貢献」

助けてくれる「仲間」がいること、世の中に「貢献」できていることは、幸せの5つの要素につながる部分もありますね。

「モチベーションタイプ」とは、適職を探すのに有効と言われる唯一の性格テストで「攻撃型」競争に勝つのが好きなタイプか、「防御型」安全を重視するタイプかの2種類の性格に分けるものです。

詳しく知りたい方はこちらの本で確認してみてくださいね。

「幸せな働き方」のために具体的にできること

これまでご紹介した「幸せに必要な要素」「幸せな仕事の条件」を踏まえて、「幸せな働き方」につながる要素を考えてみると、どのような働き方が幸せかが見えてきそうです。

良好な人間関係と貢献

共通事項の「仲間(人間関係)」と「貢献」はやはり外せない要素と言えるでしょう。

良好な人間関係は、困ったときの助け合いやスキルを高めあうことができる環境を作ってくれます。

仕事で誰かに貢献できている実感は、自身の価値を感じることができ、自信につながります。

周囲の人に助けられていることに気づいたり、自分の仕事がどれだけ人に貢献していることが何かを探すことで、今ある幸せに気付くことができますね。

仕事への情熱と達成感、明確さと挑戦

lunch_study

「達成感」や「ゴールが明確であること」「多様な挑戦ができること」は、モチベーションを保つのに有効であることから、仕事への情熱を持つために必要な要素と言えると思います。

具体的な目標を立てて達成感を味わうことや、新しい挑戦をしていくことが幸せにつながります。

お金と自分に合う仕事の両立

あとは経済的な幸福はやはり十分な収入と言えると思いますが、自分に合わない仕事で無理をして必要以上の収入を得ることは幸せに繋がりません。

自分に合う仕事で、自分が心からやりたいことをやれるくらいの収入があることが最も幸せと言えるでしょう。

自分に合う仕事は何か、自分にはどれくらいのお金が必要なのかを把握することが必要です。

健康が守られる、休みが取れる自由

最後は健康で働けることです。
長時間労働の仕事でないこと、いつでも休める自由があることは重要な要素です。

今日からできるアイデア6つ

ここでは「幸せな働き方」につなげるために、誰でもすぐに実践できるアイデアをご紹介します。

急に仕事を変えることはできなくても、今の仕事で幸せを見つけることができるかもしれませんよ。

今の仕事が他人にどのような貢献をしているかを考える

誰にも貢献しないことにはお金は発生しないはずなので、仕事をしているからには必ず誰かの役に立っているはずです。

  • 誰かに感謝されたことを思い出す
  • 自分の会社が作っているものを使って喜んでいる人の言葉を探す
  • 自分がフォローした人が成果を上げたことを確認する

自分がちゃんと誰かに貢献している実感があると、仕事へのモチベーションも上がりますね。

周りの人への感謝を探す

自分の周りの人への「ありがとう」を探すのは、「自分はこんなに人間関係に恵まれているんだ」という実感を得られるとても良い方法です。

楽しむ
  • 〇〇部長が、大変な時に気遣ってくれた
  • 〇〇さんが作った資料がとても見やすくて感動した
  • 〇〇さんがお客様のクレームを対応してくれたおかげでお客様に満足していただけた

このような「感謝の日記」を習慣化することでいつも誰かへの感謝を自然と探すようになり、より幸福感が増すといわれています。

何にお金を使うのが幸せかを明確にする

経済的な幸福とは、お金があればあるほど良いというわけではありません。
「自分が何かやりたい」と思ったときにお金があることが、幸福の条件です。

「お金があるけど何もやりたいことがない」というのはあまり意味のないことですし、「不安だからお金をためておく」ためにお金を稼ぐのは幸福な働き方とは言えません。

自分が何にお金を使うことで幸せなのかをじっくり考える時間を持ってみましょう。

  • 年に1回、家族で海外旅行に行けること
  • 毎月10冊は新しい本が買えること
  • 毎週通っている習い事を通い続けられること

幸せを手に入れるためのお金は、実はそんなに多く必要ないかもしれません。

具体的で実現可能な目標を設定してみる

やるべきことのゴールが明確で、達成感を味わうためには「具体的で実現可能な目標」が必要です。

具体的であることは、数値化された目標であること。
実現可能であることは、ハードルは低く期間も短めの「小さい目標」であることが理想です。

  • 今年中に資格を2本取得する
  • 今月中に新しいプログラミング言語でプロダクトを1つ作る
  • 今週中にブログを1本更新する
  • 今日中にドキュメントを1本作成する

小さく、頻繁にゴール設定をすることで達成感を積み重ねることができ、モチベーションを保つことができます。

新しいことに挑戦してみる

新しい挑戦ができる仕事であることも、幸せな働き方の1つです。
同じ仕事を長くやっていることで、飽きや将来への不安が募る可能性があるからです。

ですが、長く続けてきた仕事をいきなり変えたり、「新しいことがしたい」と思っても会社の中ですぐにできなかったりしますよね。

ですので、まずはプライベートで新しいことに挑戦してみる習慣を持つことをオススメします。

  • 語学の勉強
  • SNS、ブログなどの発信
  • イラスト、音楽などの創作活動
  • 新しいスポーツや体験

その際は、スキルを磨いたり新しい仕事につながるようなことを選ぶことで、将来的に幸せな働き方に近づくための土台にすることができますよ。

仕事の状況が分からない数か月後の連休を確保する

仕事の都合で休みを決めていませんか。
仕事のために休みを我慢するのが当たり前になっていると、「自由」な働き方とはほど遠い形になってしまっています。

まだ仕事が忙しいかどうかも分からない、半年後に3~5連休を予定してみましょう。

先に長期休みが入ることで、「休みに仕事を合わせていく」ということが可能になります。

残業を減らせないか、タイムマネジメントしてみる

1日2~3時間の時間外労働が当たり前になっていませんか。
毎日帰るのが遅くなる状態では、自分の時間が失われていくことで自由が奪われる感覚になります。

また、労働時間が長くなると健康にも影響が生じてしまいます。

今、本当に時間外労働が減らせないのか自分の仕事を一度見直してはいかがでしょうか。

  • 自分でやるべき仕事ではないのに断れずにやっていることはないか
  • 効率の悪いやり方になっていることはないか
  • 明日やれば良いものを無理に今日仕上げようとしていないか
  • 1日にできるタスクを過大視していないか

仕事はできるだけ楽に、早く終わらせるに越したことはありません。

環境を変える必要がある場合

ここまでご紹介したアイデアは、仕事をやめたり転職をしたりする環境の変化がなくてもできることに絞り込んでいました。

ここでは上記のアイデアが「今の環境ではできない」と判断できる状況、つまり「環境をかえるべき」と思われるパターンをご紹介しておきます。

人間関係が悪くて行くのが嫌になる

上司からのパワハラや同僚からのいじめなど、明らかに人間関係が悪い職場では「幸せな働き方」は実現できません。
「仕事は稼ぐためのもので、仕事で幸せになる気はない」という方はスルーできるかもしれませんが、「幸せな働き方をしたい」という気持ちがあるのであれば、この要素はマイナスでしかありません。

転職の準備や部署異動を申し出るなどの方向を、考え始めた方が良いでしょう。

給与が低すぎる

いくら仕事が楽でも、支出を切り詰めないと生活できない、自分の好きなことに使えるお金は全くないという状況ではやはり「幸せな働き方」とは言えないでしょう。

転職で収入を上げるか、副業でも稼げるようになるか、収入への対策が必要になると思われます。

残業をコントロールできない

時間外労働を減らす努力をしても、そもそも仕事量が多かったり、夕方に緊急の仕事がしょっちゅう入るような仕事だと、時間外労働をコントロールしづらい状況だと思います。

上司に相談して仕事量を調整することや担当者を2名体制にしてもらうなど、コントロールできるように環境を変えていく必要があります。

上司に相談してもできないようでしたら、転職も視野に入れるべきでしょう。

仕事が自分の価値観に合わない

仕事量もそこそこで人間関係も給料も良いけど、仕事で自分が貢献できていることに物足りなさを感じたり、そもそも価値観に合わない貢献の仕方をしている。

それも、仕事のために本当の自分の気持ちを無視しているため「幸せな働き方」とは言えないかもしれません。

ですが、そのような仕事は簡単には辞められないと思います。
ですので、まずは副業や趣味で価値観に合うものを探してみてはいかがでしょうか。

そこで新しいことを見つけて、転職ができそうであれば探すというのも具体的なアクションとしては良いと思います。

望む姿に近づく行動が幸せな働き方への第一歩

lunch_study

「幸せな働き方」は国や会社が提供してくれるわけではなく、自分で見つけるものです。

今回紹介した具体的な行動を1つでも始めて、今日から幸せな働き方への第一歩を進んでみませんか。

自分の幸せを見つけるのが上手になると、人生がとても豊かになりますよ。

タイトルとURLをコピーしました