仕事はどうしても「作業」になりがち。
やっぱりお金を稼ぐためには誰かに指示をされたことをきっちりやることが求められます。
でも趣味や副業はできれば「好きなこと」をしたい。
自分で好きなものを作っていろんな人に見てもらいたい。
でも、自分は人に見せられるほど絵も描けないし、音楽が作れるわけでもない。
そんな方にこそオススメなのが「ゲームを作ること」です。
今更そんなの始められない・・・と思われますか?
私はアラフォーになってゲーム開発を始めましたよ。
この記事では、
- ゲーム開発のどんなところが良いのか
- 全くの初心者の最初の第一歩にやるべきこと
という点を解説します。
目次
ゲーム開発のここが良い!オススメポイント
初心者でも誰でもちゃんと完成させられる!
やってみて分かったのですが、最初にハードルを上げなければゲームは誰にでも作れます!
アラフォーでIT企業の管理職の私はエンジニアというよりはゼネラリストでプログラミングは完全にご無沙汰。
絵とか描けないし画像の加工などのスキルもない。
さらに毎日残業に追われている私でも、学び始めて半年で1本ゲームを完成できそうです。
これは、「Unity」と「blender」というソフトのおかげです。
使い方も分かりやすく、またメジャーなため解説しているサイトや動画も大量にあります。
ソフトが無料、チュートリアルも多数
ゲーム開発に使う「Unity」と「blender」は個人で使う分には完全に無料です。
ですので、初期コスト0円で始めることができます。
また、Unityやblenderには作り方を教えてくれるチュートリアルのコンテンツが多数あります。
私が最初に始めたチュートリアルも後ほどご紹介いたします。
ゲームが好きだったので、やっぱり楽しい
昔からゲームが大好きだった人にとって、「ゲームを作れる」というのはやっぱり夢がありますよね。
自分が「こんなのあったら楽しそう」と思って、その通りのものが出来たらすごく嬉しいものです。
実際に動くものだからこそ、思ったとおりに動いた時の感動があります。
ゲーム開発を始めた時にやったこと
Unityの学習
「Unity」とは、ゲームエンジンが搭載された開発ソフトです。
画面にオブジェクトを配置してそれらに動きやイベント、当たり判定などを加えることでゲームを作っていくものになります。
Udemy講座「Unity ゲーム開発:インディーゲームクリエイターが教える C#の基礎からゲームリリースまで」
ゲーム開発サロンを運営されている「スタジオしまづ」さんのUdemy講座です。
実はAWSなどの勉強のためにUdemyで検索をしていた際に発見して、これを見てゲーム開発をやってみたいと思ってセールの時に購入したものです。
Unityのインストールの方法からすべて丁寧に説明されています。
私はこの講座でUnityの基本的な機能を理解することができました。
この講座の通りに作っていけば、ノンフィールドRPGのアプリが1本完成しちゃいます!
Unityチュートリアル「Ruby’s Adventure:2D 入門」
こちらは無料のUnity公式チュートリアルで、2DのアクションRPGの作り方をレクチャーしてくれているものです。
マップの作り方、キャラクターアニメーションの動かし方、当たり判定やカメラの使い方など、操作性が魅力的なゲームを作るのに必要な情報がたくさんあり、とても勉強になりました。
また、音やキャラクターがとても可愛いので楽しく作ることが出来ました。
blenderの学習
blenderとは、3Dモデリングソフトで3Dの画像、オブジェクトが作れる無料のソフトです。
私は脱出ゲームが作りたかったので、部屋の3D画像を用意するために学習しました。
2Dのゲームを作りたい場合は、ドット絵のソフトを学習した方が良いかもしれません。
こんな背景画像をblenderで作りました。
ゲームに出てくるこういうお店にワクワクしちゃいます!
YouTube動画「Yuki’s blender school」
雪さんという方が配信されているYouTubeチャンネルで、blenderで主に食べ物や可愛いものの作り方を見ることができます。
私はこちらの2つの動画で、blenderの基礎的な操作方法やショートカットをマスターできました。
また、マテリアルについてはこちらの動画をかなり参考にさせていただきました。
coloso講座「Blenderで0から始める3DCG : モデリングからアニメーションまで」
こちらは上記の雪さんの動画で紹介されていて、購入したものです。
1万円以上したので少し高い投資でしたが、四角ポリゴンと三角ポリゴンの違いや重複頂点の処理など、これを見ていなかったら全く知らなかったものもあったので、とても勉強になりました。
ゲーム開発を最初の段階で挫折しないために
最初から自分で作ろうとしない
ソフトをインストールして、「さあ作るぞー!」と思うのはちょっと待ってください!
まずは、「作り方」を1、2本は学んでみるのをオススメします。
基礎となる使い方をある程度理解してから、自分の作品を作り始めましょう。
そもそも今の自分のレベルで何が作れるかもわからない状態で、作りたいものを作り始めてしまうと「こんなの全然わからない・・」と思って挫折してしまう原因になります。
ただし学習は1、2本程度で良いと思います。
そこからは自分で作り始めて、またスキルが不足していると思う部分は都度調べれば大丈夫です。
見た目にこだわりすぎない
すごく絵が上手とか、デジタルイラストが得意なら見た目にこだわることも可能かもしれません。
でもほとんどの人がそうではない状態でゲーム開発を始めると思います。
私がゲーム開発を始めた時最初に思ったのが、「開発よりも画像の準備が大変・・」でした。
blenderでキレイにマテリアルを設定してリアルにするのをこだわりすぎて時間がかかったりしていたこともありました。
見た目よりも、まずは1本でもゲームを完成させることをオススメします。
人と比べない
人が自分よりすごいゲームを作っているのを見てやる気をなくすのは本当にもったいないことです。
今のあなたはまだ始めたばかり。でも1年後は分かりませんよね?
今はまだ、人と比べることに良いことは何一つありません。
昨日の自分より、今日の自分が上達していれば良いだけです。
ゲーム開発、はじめてみませんか
ゲーム開発で検索すると、難しいとか、大変すぎるというワードが出てくるかもしれません。
それでも、「やってみたい」という気持ちが少しでもあれば、一度Unityをダウンロードしてチュートリアルで一つゲームを作ってみてはいかがでしょうか。
やめるにしても続けるにしても、最初の一歩は通る道なのでやってみてから判断しても遅くないと思います。
何より、チュートリアルでもちゃんとモノが出来ると楽しいです。
この記事を見て、少しでも「やってみたい」と思う方がおられたらとても嬉しいです。